環境にもお財布に優しい?〜エコカー補助金とは〜
2009年4月10日、麻生太郎首相が追加経済対策としてエコカーの補助金制度をはじめると発表しました。これは、13年以上乗った乗用車を廃車にして、ハイブリッド車や電気車、天然ガス車など、総称してエコカー≠ニ呼ばれる車に乗り換える場合、政府から支援金がドライバーに支給される制度(スクラップインセンティブ)です。
業績の悪化している自動車業界に向けた政府の支援借置であることはもちろんですが、同時に、排気ガスによる大気汚染や地球温暖化の防止を目的とした政策でもあります。燃費の悪い古車から吐き出される排気ガスは、環境破壊だけではなく、人間の体にも悪影響を及ぼします。今はまだ一般家庭に普及しているとは呼べないエコカーですが、この補助制度が先駆けとなって、いずれエコカーが車の主流になる時代がくるでしょう。新車の買い替えを検討している方などは、この機会にエコカーデビューしてしまうのが得策かもしれません。